千秋楽 〜中村哲人〜

おはようございます。
稽古が終わってから始まった「甘えない蟻 稽古場ブログ」も、最終日を迎えました。


お陰様でたくさんの感想を頂き、JACROWならではの濃密な空気も日増しに濃度を増しているんじゃないかと手応えを感じております。


蒻崎今日子は、いつもの低い声に薄幸
と狂気が絶妙にブレンドされ、存在に辛味が出ております。


猿田モンキーは、長男役ならではのプライドに偽りの笑顔と静なる怒りが絶妙にブレンドされ、存在に渋味が出ております。


藤沢玲花は、持ち前の清らかな精神に、憎悪と後悔とやりどころのない感情が絶妙にブレンドされ、存在に苦味が出ております。


さて、わたくし中村哲人は。


「痛み」でしょうか。


心が痛い。
身体が痛い。
言葉が痛い。
存在が痛い。


見ているお客様が、思わずこめかみと奥歯に力が入るような、拳を握りしめるような、呼吸を忘れてしまうような、そんな「痛み」が表現できたらな、と。


まだまだ進化します。
最後の暗転のその瞬間まで。