新潟にて短編を上演します

JUGEMテーマ:演劇・舞台

 

いきなりですが、新潟にある小劇場「古町えんとつシアター」で開催される「第4回えんとつ王決定戦」に参加することにしました。ちなみに「えんとつ王」とは、2015年5月にえんとつシアターにて開催された20分程度の短編芝居のフェスであり、お客様と審査員の投票によって、一番面白いオリジナル作品を決める新潟版の劇王決定戦です。

 

なぜこの「えんとつ王」に参加することにしたかというと、それは新潟での人脈を作りたいから。じゃあなぜ新潟で人脈を作りたいのかというと、年末〜年始に予定している次回本公演にて新潟公演を行うことにしたから。その本公演については前回公演『焔〜ほむら〜』の折込チラシにて情報公開しましたが、こちらのブログにも近日中にアップします。で、本公演を新潟でやるのに、お客さんがゼロだと悲しいので、あの手この手を思慮した結果、まずはこの「えんとつ王」に参加してみようじゃないかということに。

 

オリンピックとえんとつ王は参加することに意義がある!と思って気楽に考えてたら、だって地元の劇団の方が有利に決まってると思ってるので、段々と勝負魂が焔(ほむら)ってきまして、やっぱりやるからには勝たなきゃダメだと思うようになってる私です。「最新作がベスト」を公言してる私なので、もちろんこの短編がJACROWベスト作品ということになります。

 

たった1回しか上演しない、しかも20分そこそこの短編のために新潟まで足を運んでほしいとは言いませんが、でも情報拡散に協力いただけたらめっちゃ嬉しいです。そして新潟、富山、石川、群馬あたりにお住まいの方に是非ともお声掛け、お願いできればと思っています。隠れたところにこそ名作はあるものです。応援、よろしくお願いします。

 

第4回えんとつ王決定戦参加作品

JACROW『やみのおふくろ』

5月6日(日)13:00〜 Cブロック予選に出場

 

脚本・演出:中村ノブアキ

出演:谷仲恵輔 狩野和馬

 

2016年に上演した『夕闇、山を越える』のスピンオフ作品。

越後が生んだのちの闇将軍、若き日の田中角栄と母親フメの親子の会話劇。

〜あんにゃがどこでなんで命を終えるらんか、これはもう生まれたときから決まってらんでごぜえますよ〜

 

JACROW#22『夕闇、山を越える』(撮影:鈴木淳)より

 

公演詳細およびチケットのお申込みはこちら。

 

#24『焔〜ほむら〜』終演のご挨拶

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中村です。

おかげさまで昨日、無事に千秋楽を終え、#24『焔〜ほむら〜』の幕を閉じることができました。

いつも作劇にはどこかでつまずき、苦労したりするものですが、こんなに苦労した経験は久しぶりです。要はなかなか筆が進まなかったってことです。

今だからこそ上演する意味があるテーマで描きたいと思ったから再演する予定だった『ざくろのような』からの演目変更を決意したわけですが、想像以上にテーマが大きすぎて、広げたものの、どう回収すればいいのか迷子になってしまったからの苦労でした。

それでもスタッフ、キャストが付いてきてくれて、なんとかカタチにできたことは私にとって大きな財産になったし、感謝しかありません。

自分で自分の作品を評価することは難しいですが、宣言通り「JACROWベスト」になったのではないかと自負してます。もちろん「○○のほうがよかった」というお客様もいらっしゃることはわかるし、ありがたいと思ってます。私自身、他劇団に対する感想もそうだったりするから。それでも私にとって「JACROWベストは常に最新作である」と胸を張って言える作品になったと思っています。

 

舞台写真はこちら(カメラマン:鈴木淳氏Facebookページより)

 

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次回本公演は年末になります。

その前に短編作ったり、ちょっとした発表があったりと一応ニュースはあるので、年末まで長いなーと思わず、楽しみにしていてください。それではこれからもJACROWの応援をよろしくお願いいたします。

 

さてこれからはインプットの日々だ。頑張ります。

2018年4月2日 JACROW代表 中村ノブアキ

 

 

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