谷仲です。
谷仲恵輔です。
今日はクリスマスイヴですねえ。
…クリスマスイヴ。
…街!
…一色!!
…勝手に明るくなるが良いさ!!!
こちとら稽古だい!!
ええ、稽古だい!!
…でもキリストの誕生にかこつけてチュウするのは、正直言って羨ましいです。
こちとらにはすっかり縁のない事ですが。
はっきり言って、チュウが好きです。
新宿東口改札入ってすぐ位のちょっとだだっ広いスペースで、思いつめた顔して、今宵の別れを惜しむカップルが最後にチュウする瞬間とか見るの、キュンとします。
どんなに、なんだ、アレであれ。
自分も間違いなくそこで昔付き合った子と、多分一回くらいは、…いや小田急の前だったか渋谷…まあ、いいや、遠い過去の話だが、まあ、そういった場所で、そのどうでも良いカップルとして路チュウしていた事を思い出してキュンとしますねえ。
もはや完全にチュウ欠乏症です。
…いま、間違いなくチュウしたい!!
でまあ、なぜチュウの話したかというと、まあ、男性がチュウを求めにいく事と、そのチュウを女性が受け入れる事って、仕事に似てるなあ、とか思ったりするんです。
達成感。
征服感。
勝利の快感。
もちろん、例え男から求められたとは言え、女から男に対しても、そういうところはあるのではないでしょうか。
なぜなら、女からしか男は生まれない訳で、その男を取り込むと考えたら、そういった事もあるのではないかと。
以前「ネギま!」って漫画があったんですけど、それの時に魔導士と仮契約する時に行うのが、魔導士とのチュウで、まあ、その時に「キス=契約」仮説が全国的にオンエアされてましたが、自分の見立てはそれよりもずっと前です。
チュウとは、何かの始まりであると。
そこが一番ドキドキします。
男子と女子の裸一貫の最終決戦よりも、何方かと言えば、その前、特にチュウにざわざわさせられます。
成立した後に何が起こるか分からないザワザワ感に苛まされます。
禁断、禁断感ですかね。
その場限りの金銭だけ払った第一段階というドライな事もありましょう。
延々と止まらなくなる事もあるでしょう。
何通りもある事でしょう。
それこそ、スパコンの演算数並にある事でしょう。
その後、あんな顔してチュウをした彼らはどうなるのだろう。
次の日もそこにいるのだろうか。
そんな事を考えながら、微笑ましい顔であのカップルを眺める自分は、世間的にはただの変態で、まぎれもなくピュアである事でしょう。
今回の芝居で、さあ、どれだけのチュウが展開されるのか!!
…お楽しみに。