2011.08.30 Tuesday
再演っ!!「冷めないお湯・湯本編」
三軒茶屋での「明けない夜・完全版」は28日をもって無事終了しました。
ご来場、誠に、誠にありがとうございました。
ところが。
明けない夜は、我々に新たな幕を課して、終わっていったのでした。
「冷めないお湯」
そう、実は二年前、あの明けない夜が明けないまま、密かに箱根湯本にてこの公演は開かれていたのでした。
全くの有志で。
そして今回、数々のオファーをくぐり抜けてこの公演に駆けつけたメンツがこちら!!
…野郎ばっか…いや勇者たちだ!!
…画像小っちゃ。
もし万が一お気になるようであれば、目を凝らして、よくご覧下さい。
なかには見かけなかった顔もいる事でしょう。
そう、何と今回の「冷めないお湯」は…
和田商店の慰安旅行だったのである!!
まま、ともかく。
このメンバーでドップリと濃密な空間を演出してきましたYO!!
箱根に来たら、例のあの場所で、濃密な慰安旅行は繰り広げられてます。
佐藤邦夫は、そこでも素晴らしい空間を提供していました、脇にセカンドバッグ抱えて。
この体験をしたい方は是非、箱根湯本まで!!
…とまあ、我々の顛末は置いておいて。
本当にたくさんのご来場、大変感謝しております。
私見ではありますが、二年前、この作品を作る時、これ程までにスイスイ行った事はなかったんです。
あくまで私見で。
総意ではなくて。
毎回、公演に向けて稽古します。
大凡、何かに立ち止まって、試行錯誤を繰り返す事が多々ある訳です。
そんな中で、何だろう、自分がこの公演に恵まれたなあ、と著しく感じた訳です。
あらゆるスタッフがいて、あらゆる役者がいて。
別に他の現場がそういった事が一切ない訳ではありません。
でも何か、二年前、今までにないくらい感じたんですね。
で、今回。
二年前に出ていたメンバーは大凡半分。
新しい面々が半分。
何が出来るだろう、と考えた訳です、一役者なりに。
結果、別に二年前と大して役割は変わる事はありませんでした。
相手がいて、相手を見ること、相手を感じて、いつものようにいる事。
その相手がたとえ以前と違っても、相手がいたらやる事は同じなんだと。
それがお客様の目にどう映ったか。
楽しんで頂けていたら。
幸いです。
誰かのために何か出来る事はないか。
それが人生のテーマである事なんだな、と思います。
沢山のご来場、誠にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
谷仲恵輔