JACROW#26『ざくろのような』終演しました。

JUGEMテーマ:演劇・舞台

 

『ざくろのような』終演しました。

たまに「ざくろのように」と言う方がいらっしゃいますが、「に」ではなく、「な」です。タイトルなのでこだわるのは当然ですが、「に」と「な」では意味が大きく違います。「ざくろのように」には希望があるように感じますが、「ざくろのような」にはありません。むしろ絶望を感じさせます。

そう、元々この戯曲で書きたかったことは、日本企業に対する冷笑が根底にありました。「だからお前らダメなんだよ!」的な。なので初演はそれをストレートに演出したので、どちらかというと悲劇的な終わり方をしています。っていうか、そう感じさせるように演出しました。

しかし今回、3年半経ち、社会環境も変わり、自分自身の考え方も(おそらく)変わり、俳優陣も(おそらく)変わり、何より劇場が変わりました。再演とはいえ、同じことをしていてはダメだという問題意識から演出としてはスタートしました。そういう意味では今まで演出してきた作品の中で一番悩んだ公演だったかもしれません。もちろん「違うことをしたい」がゴールではなく、ゴールはあくまで「今の空気に寄り添った作品に進化させたい」ということで、結果、違うくなればいいなと。だから「これは新作である」とSNSでは繰り返し言ってきました。

おかげで初演も再演も観ていただいたお客様からは一様に「全然違う」と言っていただきました。これは人によっていい意味でも悪い意味でもあると思うので、だからどうだということではありませんが、とはいえ、「違うこと」を目指していたので嬉しく思った次第。同じ戯曲なのに、違う印象を与える「演劇」って素晴らしいなと。

でもそういったことが実現できたのも、すべては信頼するキャスト、スタッフのおかげです。なんか同窓会みたいだったな〜。

初演「ざくろのような」、昨年春の「焔〜ほむら〜」と今回、3たびほぼ同じメンバーだったんで、気心知れてるし、手の内もわかってるし、でもその場に安住しない感じ、ホントに素晴らしい座組でした。

キャスト、スタッフの皆様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

そして何より観に来ていただいたお客様には心からの愛と感謝を。

 

次回公演は12月です。再びの駅前劇場。

8月ごろには前売情報などもお出しできると思うので、しばしお待ちください。

それまでは客演やらなんやらメンバーの外部活動が続きます。そちらも観に来ていただければ嬉しいです。

 

それではまた劇場でお会いしましょう! 2019年6月吉日 JACROW代表 中村ノブアキ

 

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舞台写真は追ってアップしますので、お楽しみに。

 

キャスト開演前の集合写真

 

キャスト終演後の集合写真(開演前と衣装が違います)

 

キャスト&スタッフ開演前

 

キャスト&スタッフ終演後

 

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