泰子さんはきっとうちに投票してくれたはず

代表 中村です。
おかげさまで、TABACCHIプロデュース『40Minutes』
JACROW#17.5『刀と天秤(はかり)』、無事終演しました。
まずはご来場いただいた方や関わってくれた方に多大なる感謝を。
そして何より投票してくれた方々に大きな大きな感謝とお詫びを。

・・・すいません。負けました。

結果は昨日のみありが書いてくれた通り。
3団体中3位。しかも圧倒的差を付けられて。
1位は3番目に上演した電動夏子安置システム。

電夏さん、まあ確かに舌を巻くほどの上手さ。
脚本の構成と演出の分かりやすさ、役者のまとまり・・・
そういうことがうちより1枚も2枚も上だったということだと思います。
素直に負けを認めます。おめでとうございました。

もちろん悔しいですが、でも落ち込んではいません。
結果は結果。しっかりと受け止めるだけです。
ただただ応援してくれた方には申し訳なく思っておりますが。

反省はします。
でも後悔はしません。当たり前ですが。

俺が作りたい世界を作りたいように作り、
役者はそれに100%応えてくれました。

それは勝つとか負けるとかではなく、
表現したいことを模索した結果の作品だから。

新メンバーが加入して、
このメンバーでしかできない表現を極めたつもりだから。

きっとそれが、
よくある「作り手のエゴ」になっていたことは認めます。
あまり認めたくないけど。

でも、だからこそ、「作り手のエゴ」だからこそ、
僕らの、狙いとか、意気込みとか、パッションとか、キャラクターとか、
スタイルだとか、やりたいこととか、表現だとか・・・

そんな諸々を受け取ってもらえたんではないかと。
そしてそれが「新生JACROW」なのではないかと。
そんなことを思ってもらえたら無上の喜びです。

改めてお礼とお詫びを。

そしてJACROWは再び充電期間に入ります。
次回は今年の12月。
大好きなあのサンモールスタジオに戻ってきます。
頑張ります。
今までのJACROWでありながら、新しいJACROWを魅せます。
どうぞご期待ください。

ということで終演のご挨拶でした。
ありがとうございました。

かしこ。

JACROW代表 中村暢明